挙式と式次第

当日になると新郎新婦の他にも媒酌人夫妻や自分の親や親戚なども大変忙しくなります。前もって分担している仕事などのチェックや分担作業も欠かせないです。結婚挙式の式次第は割りと難しい事は少なく係員の指示通りに動いていればスムーズに展開していくはずです。

挙式の時間まで

最低でも2時間前には式場へ向かっておきます。そしてしきじょうに入って美容室で最終の身支度をします。その後控え室に入り挙式開始まで待機します。媒酌人は新郎に付き添います。夫人は新婦に付き添います。家族はそれぞれで作業を分担して新郎新婦の手伝いをしましょう。

神前結婚式の式次第

手水の儀から始まり新郎新婦と参列者の入場ではじまります。斎主が入場し挙式進行の役になる典義が口上を述べ式が始まります。修バツの儀(身の汚れをはらう儀式)でお払いをしてもらい献せんの儀と祝詞奏上の儀式を行います。三献の儀(三々九度の儀式です)をとり行い誓詞奏上という神前での読み上げを行い指輪の交換となります。玉串奉奠という神前で巫女から玉串を受け取り神前に二人で供えます。その後に媒酌人や親族代表の玉串奉奠をし、親族固めの杯を交わします。そして退場して終了となります。式次第は式場によって省略する場所もあるので確認は忘れずにしておきましょう。

キリスト教式の式次第

まず参列者が入場します。聖壇の方向には中央に純白のバージンロードが敷いてあります。右側が新郎の親族がの席で、左側が新婦の親族の席です。この時親族たちはバージンロードを踏まないように気をつけましょう。牧師が式の始まりを告げ新郎は合図を受けてから聖壇の前まで進んで左側を向き新婦が入場してくるまで待機します。新郎が入場したら新婦が入場してきます。参列している方々はこの時起立して新婦を迎え入れます。新婦は父親に腕をかけバージンロードをゆっくりと聖壇まで向かいます。聖堂に近づいたところで新郎は父親から新婦を引き渡されます。牧師はその後に賛美歌を歌います。その次は待ちに待った誓約のことばで共に誓いをたてます。指輪の交換をした後に牧師は二人の手を重ねその上に牧師が手をのせて祈ります。そして新郎新婦の退場がはじまり参列してる方たちは起立して拍手で送ります。新郎新婦はその後に式場の入り口で参列者を送ります。教会の外にでた参列者はライスシャワーやフラワーシャワーを新郎新婦に浴びせます。

仏前結婚式の式次第

参列者の時間の5分前に挙式上に入堂します。参列者の方は数珠を手にかけます。右が新郎側で左が新婦側となります。新郎新婦が入場し媒酌人とともに仏壇前まで進みます。宗教の違いで新郎新婦が別々に入場する場合もあります。僧侶が入場してお経を朗読しますので合掌しながら聞きます。僧侶から念珠を授与されますが儀式自体には指輪交換と同等の意味を持ちます。司婚の辞を聞きお焼香を行います。三々九度にあたる式杯を行います。そして祝杯を親族とともに行い一同起立した後は退堂していきます。式場や宗派によっては異なる点もあるので注意してください。

結婚式の記念撮影

式場で記念写真の撮影をするときの場合は普通はふたりが揃ったものと新婦だけのものの2カットを撮影することになります。カメラマンの支指示にしたがって撮影を行います。一般的には左側には新郎の親族右側には新婦の親族と並びます。

挙式までの最終チェック

新郎新婦は挙式が始まるまでは控え室で待機します。この時招待客の控え室には立ち寄らなくてもかまいません。司会者との最後のチェックを打ち合わせたり、披露する祝電をこの時に選んでおきます。親族や媒酌人は逆に招待客控え室で接待をして迎え入れます。受付の準備段階や遠距離招待客を招くのはもちろんのこと式場のスタッフにも最後の打合せをしておきます。


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